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絹の特性
絹はタンパク質から成り立っており、肌と同じ18種類のアミノ酸を含んでいます。
肌になじみが良く、汗、老廃物の吸収放散に優れ使用時の心地良さを体感できます
また、タンパク質は水分との相性もよく、肌への科学的な刺激も少ないので肌さわりが
いいのです。
吸湿性、放湿性に富み、夏は涼しく、冬は暖かい。
絹には繊維の間に細かな多くの空気層があり、夏は汗を吸収し、排出して湿度を調整し
冬は体温と外気の温度差により空気層が 断熱効果を作ります。化学繊維や羊毛、綿と
比べても吸湿性がもっとも良い素材です。
紫外線から肌を守ってくれます。
絹は紫外線に弱く黄変します。なぜなら紫外線を吸収する性質があるからです。
皮膚癌などを起こす有害な紫外線を肌に変わり絹が吸収してしまうので紫外線に
弱いのです。
オゾン層が破壊され、ますます増え続ける紫外線から肌を守るためには絹製品が
おすすめです。
防臭、抗菌の効果もあり、なによりお肌に優しい素材です。
抗菌性があることは簡単な実験で証明されます。
絹布で包んだ餅と包まない餅を一週間常温の部屋に置いておくと
包まない餅には カビが
生えますが、絹布に包んだ餅にはカビが生えません。このことでも抗菌作用があることが
わかります。
※使い込むほど肌になじみ、寒い日、季節の変わり目、クーラーの
冷えなど 季節を問わずお使いいただけます。
お手入れ方法
おしゃれを楽しんだ後の絹製品のお手入れと保存方法は水かぬるま湯に中性洗剤、
またはシルク専用洗剤を入れやさしく押し洗いしてください。
塩素系漂白剤は生地を傷めますので絶対に使用しないでください。
よくすすいだ後タオルなどで水気を取り、風通しの良い日陰に干します。
直射日光は黄ばみ、縮みの原因になります。
アイロンをかける場合、必ず当てぬのをして、120度くらいでかけます。
保管するときは光が射さない、密閉出来るプラスチックの袋に吸湿剤と脱酸素剤を
入れて保管した方がいいでしょう。湿気の少ない所に保管します。

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